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レース展望

一般

第8回徳島ヴォルティスカップ競走

8
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9
1
2

優出ラッシュの松村がシリーズをけん引する

近況ハイアベレージの松村が中心だが、当地巧者の山口をはじめ、SG5Vの原田、リズム良好の島田や中村もV争いへ虎視眈々だ。烏野は地元の意地を見せ上位争いに加わる。

季節は夏から秋へと進み始めている8月最後は月またぎの5日間シリーズ。残暑が続く中でも選手たちは水面で熱い戦いを繰り広げていく。
松村敏(福岡)はコース不問の速攻がさえわたって各地で優出を量産中で、勝率は8点超えとまさに絶好調だ。当地は過去にV実績もあり、今回も好走に期待したい。
山口達也(岡山)は当地3節連続優出中で前回2月戦は4カドまくりでV奪取。今回も勝負強さを発揮させて当地連覇へ照準を定める。
SG5Vの実績を誇る原田幸哉(長崎)は現在F2持ちで今回はF休み明け初戦。10月から60日の休みを控えていることを考慮すれば今回はコーナー勝負となりそう。島田賢人(埼玉)は7月当地優出直後の宮島でVとリズム良好。中村晃朋(香川)は常に向上心をもって挑んでおり、パワー勝負でV争いに加わっていく。
吉村正明(山口)は調子の波こそあるが、勢いに乗れば多彩な戦法でV争いに加わっていく。一方で松尾充(三重)は今期序盤は低調も7月以降は3優出と急浮上。A1級維持へさらにリズムアップだ。
地元の烏野賢太(徳島)と郷原章平(福岡)はリズムに乗れず近況は苦戦続きとなっているが、地力はあるだけに軽視はできない。現在A2級の橋本年光(兵庫)、伊藤啓三(埼玉)、田中豪(東京)は新期勝率を6点台まで押し上げており、さらにペースアップを図りたいところ。

要注目レーサー

A2

4852

川原祐明

(香川)

A1級復帰をめざしてリズムアップを図る

デビュー当初からスタート力にセンスがあり、レーサーとして出世は早いと思った。その後も緩やかではあるが結果を残すようになり、4年目の終わりに初めてA2級へ昇級。1年後にはA1級へステップアップした。
旋回技術も向上させてA1級に定着する時期が続いていたが、前期は走り自体が消極的になってしまい、勝率は6.16と伸び悩んでしまった結果、現在は5期ぶりにA2級へ降級している。
近況優出こそない状況ではあるが、夏の到来と同時に調子は上向き傾向。的確な判断で展開を読み切り、道中も粘り強い走りが増えて大敗は減少している。
当地は昨年6月に行われたG3ウエスタンヤング以来の参戦で、前回は予選から1着を並べる活躍で準優勝と見せ場をつくったが、2年前のルーキーシリーズでV実績があるのは心強い。A1級復帰へさらに結果を残していきたいところだ。

最近2節成績

2024/08/16〜一般(丸 亀)
24222511613
2024/08/05〜一般(下 関)
65141265

2023/06/10〜GⅢ
5111411[2]
2023/04/01〜一般
11363311

※[]は優勝戦

シリーズリーダー

  • A1

    3779

    原田幸哉

    (長崎)

  • A1

    4236

    松村敏

    (福岡)

  • A1

    4370

    山口達也

    (岡山)

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