GI大渦大賞開設71周年記念競走
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今年も師走の鳴門にトップレーサーが勢ぞろい!
グランプリ出場組は年末の大一番へ何としても勢いをつけたいシリーズ。一方でクラシック出場権のないレーサーにとって今年最後のG1で是が非でも優勝することが絶対条件だ。
昨年に続き師走開催の大渦大賞。北寄りの季節風が強く吹いてイン受難に拍車がかかり、中・外コースのチャンスが増えるだろう。峰竜太(佐賀)は年初に2つのG1を制したが、それ以降のVは唐津お盆戦のみで波に乗れなかった。それでも常に大舞台の主役として存在感を示しており、2年連続9回目の年間最高勝率へラストスパート。大渦大賞を2回優勝の池田浩二(愛知)や今春当地でマスターズチャンピオンを制した菊地孝平(静岡)、当地G1でV実績を持つ寺田祥(山口)も水面相性の良さを考えればV候補から外せない存在だ。今年SGで3優出している平本真之(愛知)や同じく2優出の宮地元輝(佐賀)は大舞台で力を発揮するタイプで脅威の存在となるか。同じくSG優出を果たした森高一真(香川)と片岡雅裕(香川)の準地元勢も走り慣れた水面で大暴れに期待したい。吉川元浩(兵庫)や上平真二(広島)はベテランの技を発揮させて大崩れが少ない点は魅力的。昨年に続き実力を伸ばし続けている島村隆幸(徳島)は今年の里帰り戦全制覇で新エースとしての力を示している。大会歴代覇者の田村隆信(徳島)や林美憲(徳島)も地元周年となれば気合が入る。定松勇樹(佐賀)は5000番台初のSG制覇で一躍スターダムへ。上田龍星(大阪)や黒野元基(愛知)に藤原碧生(岡山)といった次世代を担うスター候補たちの走りも目が離せない。
要注目レーサー
A1
4544
松田大志郎
(福岡)
得意な当地水面で周年記念初制覇をめざす!
今年SG出場はクラシックのみだが、その後は一般戦を主戦に結果を残してきた。各地で毎月必ず一度は優出をしており、今年15優出は昨年同時期とペースは変わらず推移している。さらに11月桐生でトップスタートからまくりを決めて今年5Vを挙げたばかり。ここまでタイトルはPG1のヤングダービーのみだが、ハイレベルな福岡支部で培った攻撃力は間違いなく一級品と言っても過言ではないだろう。当地は前回9月にF休み明け初戦のレースで優勝している。目下鳴門では8連続優出中で、そのうち4Vと常に勝負強さを発揮させているのも魅力的だ。「鳴門はいつもプロペラの形が違うのに、結果が残せているので相性は良いと思う。ここで記念を走るまでの間はFをしないように乗り込みたい」と今大会へ意気込みを語っていた。地元・若松で開催されるクラシック出場権をめざして気合はまさに最高潮に達している。
最近2節成績 | ||
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データは前検日に更新いたします |
※[]は優勝戦
シリーズリーダー
-
A1
3941
池田浩二
(愛知)
-
A1
4320
峰竜太
(佐賀)
-
A1
4685
島村隆幸
(徳島)