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レース展望

一般

ヴィーナスシリーズ第3戦 マクール杯競走

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華やかなスピードバトルでV争いは激戦ムード

初代スピードクイーン・平高を中心に實森や鎌倉、大瀧がシリーズの中心となるが、近況好調の高憧、松尾、今井も差は少ない。地元のベテラン岩崎や淺田は経験値を生かして奮闘を誓う。

4月3節目は華やかな女流レーサーたちによる6日間シリーズ。モーター使用開始3節目とあって相場はまだ定まらない状況で、仕上がり次第で勢力図は変わっていきそう。
平高奈菜(香川)は2月浜名湖で行われたスピードクイーンメモリアルの初代覇者となり、新たな勲章を手にした。当地は過去にV実績があるだけに、シリーズの中心となりそうだ。實森美祐(広島)は戦法をうまく使い分けて勝率は7点近くと過去最高ペース。あとは狭い当地水面をどう攻略するかが鍵となるか。
大瀧明日香(愛知)は昨年11月のFでやや足踏みも、冬場の3連続優出で流れを変えてきている。鎌倉涼(大阪)は的確なハンドルさばきで好調をキープ。今回もV争いに名乗りを上げていく。
一方で海野ゆかり(広島)はスタートが慎重になり大敗が増加。前田紗希(埼玉)は今年に入り事故が重なりそれぞれがリズムに乗れていないが、今回が流れを変えるきっかけとなるか。
近況好調組はそれぞれがA1級復帰へラストスパート。高憧四季(大阪)や松尾夏海(香川)は来期勝率が6点台半ばまで上昇。当地でV実績を持つ今井裕梨(群馬)も加わってシリーズを盛り上げていくだろう。
地元勢は岩崎芳美(徳島)と淺田千亜希(徳島)のベテランが存在感を示している。赤井睦(徳島)や喜多須杏奈(徳島)も一発に魅力があるだけに軽視禁物だ。

要注目レーサー

B1

5088

高憧四季

(大阪)

積極的なターンでV戦線に名乗りを上げる!

学生時代はサッカーに打ち込んでインターハイや全国大会に出場。進路で悩んでいるときにボートレースの存在を知ると、高校卒業後はレーサーをめざした。
初1着は3カ月目に達成。2勝目はそこから1年4カ月と時間を要したが、2年目の終わりに初優出とセンスの高さを示した。積極的な立ち回りで3年目の終わりに初めてA2級昇級を決めると、4年目にデビュー初Vと初のA1級昇級を決めた際は着実にキャリアを積んでいくと思われた。
その後は出場停止等の影響でリズムを崩してしまい、現在はB1級に甘んじている状況ではあるが、今期は中コースから積極的な走りが増えて勝率は上昇。7月からのA1級復帰が射程圏に入ってきている。「A1級復帰を決めても、それを維持できるようにしたい」とここで立ち止まるつもりはない。気合充実の今こそ、初戦から実力者相手に果敢に挑んでいくだろう。

最近2節成績
データは前検日に更新いたします

※[]は優勝戦

シリーズリーダー

  • A2

    3611

    岩崎芳美

    (徳島)

  • A1

    4450

    平高奈菜

    (香川)

  • A1

    4963

    實森美祐

    (広島)

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